出張料理人吉田友則シェフのひとりごと

はじめに。

はじめに。   

このコンテンツは元々料理教室の生徒さんに食材のことやら旅先での発見等をメールマガジンで配信していたものなんです。教室時間内に伝えきれなかったことを携帯メールで送信したりして。2001年ぐらいからですかねぇ。バックナンバーなんかも山ほどあるので改めて掲載していきたいとも考えています。「えっ?いつかって。」 そりゃぁわかんないですけどね。何しろ「ひとりごと」なもんですから。のんびりコツコツ書いてきますので、のぞいてみてください。

CONTENTS

出張料理人吉田友則シェフの旅の料理一座きまぐれや
出張料理人吉田友則シェフの日々想奏
出張料理人吉田友則シェフのきまぐれやな人たち

WHAT'S NEW

2011年

6月

17日

みんなの明日はれますように!

出張料理きまぐれや

婚礼の食事会の時前日に作った「てるてる坊主」 新郎新婦の願いが遠くから足を運んでくれる人に「せめて晴れて欲しい!」そのシンプルな思いにうたれてつくりました。

前日から雨、予報も真っ青。スタッフの名前を内側に書き、リゾーニを詰めて願掛け。

翌日 晴れましたねぇ 嘘みたいに。 そんな思いでのある1枚です。

2011年

5月

08日

気が付いたら2か月

出張料理きまぐれや

デスクワークをしていてふと気が付いた。電話機の表示がリセットの状態だ。そうあの日からそのまんまだ。あの震災後とにかく色々あった。考えた。動いてもみた。そして苛ついた.仕事もしていたし書かなきゃと思うエピソードも山ほどあるのに書けないでいた。

被災地への方のメッセージすら安易にのせるのをためらった。 計画停電で何度も初期状態に戻るディスプレイを戻すことすら。

願うこと祈ること 最初の一歩 何度でも。

 

2011年

2月

22日

難しいことはわかんないけど

出張料理人 吉田友則

青果売り場で季節はずれの彼女に出会った。「柿」だ イスラエル産で向こうでは初春の果物で「シャロンフルーツ」というらしい。 食べてみる、 実に普通に柿らしく柿であり旨いのだ。

 

ふと目をやるとパレスチナ産オリーブオイルが。何かと揉め事の絶えない両国だが同じ大地で採れる恵み。お皿の上で和平会談してみた。イスラエルの柿にパレスチナのオリーブオイル

そこに イタリアのバルサミコ酢 実に旨い! こんな風にいかないかなぁ。

仲良く食べて欲しいなと思う夜でした。

2011年

1月

24日

思わぬ贈り物

先日のこと。

出張が重なり土曜日の夕方、そして予定降り口近辺の工事による大渋滞が本線まで続くという状況。正直こうなると「どうにもならない。」のが正直なところです。出張料理をやっていて怖いことの一つが渋滞。事前に予測出来ることもあるけれど、想定外のことも。

でもお客様はお客様の御都合もある。どうにもならないとはいえ正直「焦る」

勿論最短で行けるルートを模索するし、着いてからのオペレーションも考える。

今回のお客様は初めてお邪魔するお客様で尚且つ小さいお子さんがいる。余り食事のスタートも遅れる訳にもいかない。そんなコトを考えながら車を走らせる。急遽目黒周りの中原街道ルートを選択、距離は長いが思ったより早く着いた。(それでも1時間遅れでしたが。) 迎えに来ていただいた旦那様の柔らかい対応にホッとする。バタバタにならないようにでも急いで準備、勿論喜んでもらえるように最後まで丁寧に。

どうにもならないコトだとしても遅れたコトで緊張気味にはなる。お客様が笑顔で食事をしていただいている姿が一番の緩和剤。今回は食事後に記念撮影もしていただき

尚且つお子さん達が僕の包丁ケースを持って記念撮影をしてくれた。「シェフかっこいーね!」の言葉に思わず嬉しかった。

パーキングまで一緒に荷物を運んで見送りまでしていただいて、僕にとっては素敵な贈り物でした。

 

帰りの首都高速からの東京タワーはキラキラしてました。

2011年

1月

15日

CCHSファミリー会の子供たちと ~世田谷で創作イタリアン~

シェフ吉田友則 ライフワーク

CCHSファミリー会とは、[先天性中枢性低換気症候群]という難病を持つ子どもたちのための組織です。

先天性中枢性低換気症候群の子どもだけでなく、広く在宅医療を行う家族や、全ての子どもを対象に、

活動をしています。

http://www.normanet.ne.jp/~cchs/index.html

 

と出だしからファミリー会の説明から入りましたが、難しいことは説明出来ないですが

とにかくみんな生まれた時から想像もつかないほどの修羅場をくぐりぬけて来たことだけは確かです。 僕の大切な友人の長女がその病気で、その友人がファミリー会を立ち上げました。そんな彼から「シェフ。ファミリー会の子供達と畑まわって採った野菜でランチつくるのはどう?」なんてオファーが。それって「創作」というより「捜索イタリアン!」じゃない。と思いながらも「是非とも」と返事をしていました。

捜索!イタリアンいよいよスタート!

 

当日は天気にもめぐまれ上々のスタート。何故世田谷かというと「こども病院」が成城にあるからだ。世田谷成城も一本道はずれれば川が流れ畑が沢山ある長閑な景色だ。緊急の為に看護師さんも同行の中畑をまわる。みんな楽しそうにそして真剣に野菜を採る。

頭の中ではランチの妄想風船が膨らむ一方だ。何よりみんなと話しながら野菜を収穫する、これが「楽しい!」のだ。みんなと今日だけの今日の為のメニューが出来上がっていく。一日ががかりのライブエンターテイメント。すっかり彼等が抱えている状況を忘れてしまうほど。